新卒だけど仕事を辞めたいあなたへ|退職代行を使うのは逃げじゃない
4月に入社したばかりのあなたは
- 「25卒 辞めたい」
- 「新卒 辞めた」
- 「退職代行 どこ」
などでX(旧Twitter)やインターネットで検索するのが日課になっていませんか?
「もう無理」「辞めたい」「この会社、思っていたのと違う……」と感じていたとしても、それは決してあなただけではありません。
実際に、退職代行サービス「モームリ」では、わずか3日間で33人の新卒社員から退職代行の依頼があったといいます。しかもこれは去年の約2.8倍なのだそう。
「3日で何が分かるんだ?」「退職代行は甘えだ」という意見も見受けられますが、仕事は人生の一部なのであって、転職や退職のハードルが下がっている現代。ワークライフバランスも仕事へのやりがいだって人それぞれ違います。
この記事では「今、本当に会社を辞めていいのか?」「辞めるとしたらどうすればいいのか?」について、やさしく丁寧に解説していきます。

「辞めたい」と感じてしまうのは、甘えではありません
学校は3年くらいで嫌でも卒業できますが、就職は一度すると期限が長いわよね。相性や人間関係の実態が分からないのに入社するのは、いわばギャンブルのようなものだとも思う。
ただ、親や親戚、友達などから「いい会社に入れたから将来安泰だね」などと言われると辞めたくても辞めにくい。。そんなふうに、自分の気持ちよりも“周りの目”を気にして苦しんでいませんか?
毎朝「また仕事が始まる」と思うと憂うつになったりミスや怒られたことを思い出すと涙が出てきたり、誰かに当たってしまったり……。そんな状態が続いているなら、それは“心が悲鳴をあげているサイン”かもしれません。
実際、新卒の退職理由やきっかけは
- 給与や勤務時間などが入社前と違う
- 聞いていた場所とは違う事業所に配属になった
- 思っていた仕事内容と大きく異なる
- 研修が想像以上に厳しく精神的に追い詰められる
- 上司の指導が高圧的、人格を否定されるような発言がある
など入社前の説明と実際が異なることが原因で退職を決意する人が多いのだそう。
「この環境ではとてもやっていけない…」と感じるのは、当然のことかもしれません。
なぜ“早期退職”が増えているのか?
厚生労働省のデータによると、新卒1年目での離職率は12%。そして、大卒者の約3人に1人が、3年以内に会社を辞めています。その背景には、企業と学生の“認識のズレ”があります。
- 面接では良いことばかり言われた
- 研修や職場環境についての具体的な情報がなかった
- 短時間での選考で相互理解が深まらなかった
新卒採用の早期化が加速しています。労働条件や待遇など企業側が良く見せようとしていたり、相互理解できていないまま「内定が出たからここでいいや」などと思ってしまったりするパターンも。
「退職代行」って実際どうなの?甘えじゃないの?
退職代行とは「辞めたくても辞められない」人の代わりに退職の意思を会社に伝えてくれるサービスです。
- 会社に直接言うのが怖い
- 精神的に追い詰められていて、会ったり話したりするのが無理
- とにかく今すぐ辞めたい
そんな方にとって、退職代行は“最後の砦”とも言える存在。辞めるのにだって勇気やエネルギーが必要ですし、必要な存在だと美羽は思います。
実際に利用する人の声としては…
- 「契約内容が違っていて、納得できなかった」
- 「入社直後に怒鳴られて心が折れた」
- 「雇うのにもお金がかかっているんだから」と言われた
など、さまざまな事情があります。
退職代行は法律的に大丈夫?禁止されたら辞められない?
連日の報道によって就業規則で退職代行を禁止していたり代行からの電話を拒否したり本人以外は認めないと言ったりする企業も増えてきているのだそう。
それにより
「退職代行を使って辞めるのって違法じゃない?」
「最近だと就業規則で禁止されている会社もあるらしいけれど……」
そんな不安の声も多く聞かれます。
結論から言うと、会社が就業規則で退職代行を禁止していても、労働者が辞める自由は法律で守られています(退職は2週間前に意思表示をすれば可能)。書面や退職届の郵送で退職が確定する場合も。
ただし、注意点もあります。
- 民間の代行業者は会社と交渉できない(※非弁行為にあたるため)
- 企業が代行業者の連絡を無視する可能性もある
- 退職代行を使う前に、一般的な退職のステップは踏んだ方が良い
本当に退職できるか不安…という場合や「未払い残業代」「退職金」「有給の未消化」なども請求したい場合は、労働組合や弁護士監修の代行サービスを選ぶと安心です。
退職代行を使うのは「辞めたくても辞められない」人であって、そうではないのに安易に使うのは違うと思います。通常は退職の意志を伝え、引継ぎや有休消化などを会社と話し合いながら退職のステップを踏むもの。それが無理なら退職代行を検討するようにしましょう。
本当に辞めていいの?その前に考えておきたいこと
仕事を辞める前に、一度だけ立ち止まって考えてみてほしいこともあります。
- 「辞めた後、どうするか?」のイメージはありますか?
- 第二新卒など、次に進むための準備は少しでも始められていますか?
- もしアルバイトやフリーターでもがんばるという覚悟はありますか?
ストレスから離れることは自分の為にも大事ですし、無理に長く務める必要もないとは思います。年齢にかかわらずいろんな場所で経験を積むのもアリだと思いますし。
ですが「辞めたあとのことまで考えずに退職して後悔した」という人がいるのも事実なの。
短期間での退職は不利になる可能性もありますが、後悔していない人も多いというデータもあります。実際にマイナビキャリアリサーチLabによると、新卒3年未満で短期離職した方の約8割が「後悔していない」と回答しているのだそうです。
次に進むために。できることから少しずつ
辞める選択も、残る選択も、どちらも“あなたの人生”を大切にするための手段。
もし今、「辞める」方向に気持ちが傾いているなら、以下のステップを踏むとスムーズかもしれません。
- 退職の意思を自分の中で明確にする
- 家族や信頼できる人に相談する
- 退職代行を使うか、直接伝えるかを決める
- 必要に応じて弁護士監修や労働組合型の代行を選ぶ
- 次の進路(転職、フリーター、学び直しなど)を少しずつ検討する
「石の上にも三年」は、もう古い
かつては「石の上にも三年」という言葉がありました。
でも今は、人生100年時代。仕事は人生のすべてではなく“一部”。
たとえ3日で辞めたとしても、そこから新しい道を選び直せばいいの^^
デジタル化されて情報が溢れています。
一方で本当の実態(環境や人間関係)はどこにも載っていないケースも。。
確かにすべて思い通りに希望を叶えてくれる会社なんてないのかもしれないけれど……置かれた環境が悪いのに、そんな場所で花は咲けないから。辛いのに無理にそこに留まり続けなさいだなんて言いません。
「ここにいたら、自分の人生がもっと楽しくなる」
そう思える環境や人生を、あなたが選び取っていけるように。
そのために「辞めたい」と思う自分の心の声を、まずは大切にしてあげてください。
退職もキャリアの一部。自分を責めないで
慣れない新生活や人間関係に疲れた
仕事を覚えられないことに焦りを覚え自己嫌悪
期待に応えられないプレッシャーを抱えている
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
5月病と言う言葉があるように、5月は一番新入社員の退職が多くなる時期でもあります。
「逃げ出したい」「辞めたい」と思うことは誰にでもあります。
退職代行を使う人が増えている今、それはもはや“特別”なことではありません。
新しい時代の働き方、新しい価値観に沿った選択肢のひとつなのよ!
辞めるのは怖いし「この決断は間違っているかもしれない」と思ってしまう気持ちは分かりますが、あなたは十分頑張っています。どうか、自分を責めすぎないようにしてあげてちょうだいね。
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