連休明けは仕事に行きたくない？ その理由と切り替える方法

生活リズムが乱れているから

次の日が休みだからって、不規則な生活（夜遅くまで呑んだり不規則な食生活をしたり、SNSや動画を見たりゲームをしていたり）をしていませんか？

もっと具体的に言うと……仕事がある日は始業時間に間に合うよう、午前6時〜7時ごろに起きて早めに寝るわよね？

一方、休みの前日や休みの間は午前1時2時くらいに就寝してお昼前くらいに起きるとか、1日1〜2食で済ますなんて人も少なくないでしょう。

こうして自律神経や体のリズムが乱れた結果、「まだ寝ていたい」「だるい」「仕事へ行きたくない」といった憂鬱な気持ちにつながってしまうのよ。

どう？心当たり、あるんじゃないかしら？

※ 自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」という逆の動きをする2つによって分けられ、互いにバランスを取りながら身体の状態を調整している神経系のこと

人間は“変化”を嫌う生き物で、本能的に“いつもと同じ”ことを求めるもの。

そのため休みの日であっても、なるべく平日と変わらないリズムで生活してみね？それを意識すると自然と心身の不調や疲れがマシになっていくはずよ？

人間関係に悩みを抱えているから

会社では上司と部下だけでなく、同僚や取引先など、さまざまな人間関係が存在しますよね。

「上司と馬が合わない」「セクハラなどのハラスメントを受けている」「嫌がらせを含むいじめを受けている」など職場での人間関係に悩みを抱えている場合も「仕事へ行きたくない」と憂鬱な気分になるわよね？

連休中に仕事やしがらみから離れて心置きなく過ごすことができたからこそ、日常生活に戻りたくないと強く感じてしまうのでしょう。

誰がどうして嫌なのか？が分かると、さらに具体的な対策ができます。

特定の誰かであれば、その人とは距離を置くもしくは関わらないよう務める。チームや部署などであれば、その飲み会などの集まりには参加しないようにするとか定時でさっさと帰れるようにするとかかしらね？

自分だけではどうにもならない場合には、上司や上の立場の人に相談し、部署移動をお願いすると良いでしょう。

また、今のこのご時世“会社に行く”ことが正解ではありません。リモートワークや在宅勤務に切り替えられる会社もあるでしょう。

ただ、異動希望を出しても異動をさせてもらえない場合や、会社によっては異動できる部署がない場合もあるかもしれません。その場合は転職も視野に入れて行動してみてもいいかもしれないよね。

モチベーションを見失っているから

あなたが仕事へ行きたくない（お休みが欲しい）理由は何ですか？

• 同じ仕事に飽きた（やりがいがない）から？
• 今の仕事が合わないから？
• 彼氏や不倫相手と別れたから？
• 家族や彼氏、お友達がお休みで遊びに行きたいから？
• 推しのコンサートがあるから？

人それぞれその“答え”は違うでしょう。

生きていくためには働かなければならないけれど、仕事に対するモチベーションが上がらない人もいます。

一度『何のために働いているのか？』『なぜその仕事を選んだのか？』『これだけは譲れない条件は？』などを思い出してみてください。

この機会に、あなたのキャリアプラン（やりたいことや5年・10年先にどのようになりたいのか）までも明確にしていくと、やる気がみなぎってくるかもしれません＾＾

「ブランドバッグを買うため」でも「結婚相手を探すため」でも「推しに貢ぐため」でも「老後資金を貯めるため」でも。
理由なんてぶっちゃけ何でもいいのよ。
それがあなたの仕事のモチベーションになればOKなのよ。

仕事の量・質が合わないから

平成30年に厚生労働省が調査した労働安全衛生調査ではストレスの1位がこの「仕事の量・質」だったそう。

仕事量が増えれば1つ1つに割ける時間も少なくなりますし、質も納得いくものを提供できないかもしれません。責任だけでなく失敗のリスクも当然高まるもんね。

そんな緊張感を保ったまま毎日残業は当たり前、休日返上もしくは睡眠時間を削ってまでやらないと間に合わない！なんていうのはおかしいです。いつかどこかで心と体に影響が出てきてしまうもんね。

また、ある程度経験やキャリアを積むと「自分でやった方が早い」という気持ちも分かります。ですが、あなたのためにも会社のためにも、部下に任せるということも必要になってきます。

▶︎美羽はこのタイプでした・・。

最初はそのバランスが難しいかもしれないけど、あなたが潰れる前に思い切ってSOSを出したり誰かに任せたりすることが必要かもしれません。

頑張っても評価してもらえないから

これは辛いわよね。

「頑張ったってムダだ」「自分はこの会社に必要な人材ではないんだ」などという負の感情が頭から離れず、寝ても十分な休息が取れていない場合もあります。

あとは、どうしても人と比べてしまって

「なんであの人の方が待遇も業績もいいの？」

「あの子は上司に気に入られていて羨ましい」

「私と同い年なのにあんなに稼いでいて、役職にもついているなんて……」

などと劣等感を感じたり、焦りを感じたりすることもあるでしょう。

そもそも世のため人のためにする仕事に『偉い・偉くない』『凄い・凄くない』などはありません！

どうか数字や結果だけを見て捉われないでね。

あなたがその会社でどう貢献していきたいのか？何がしたいのか？そのために何をすべきなのか？を見失っていないかな？

その点をクリアにできると、おのずとどうして仕事へ行くのかが明確になり、モチベーションも上がるんじゃないかしら？

そしてあなたの頑張りを見てくれている人や評価してくれる人は必ずいます（それがその会社でもそうでなくても）！

そして物事には“タイミング”もあります。頑張ってすぐ結果が出るものもあれば、時間が経ってから芽が出るパターンもあります。
その時は刺さらなかったけれど、後でそれが必要になることもあるかもしれないじゃない？

すぐ評価を求めるのではなく、今は種を蒔いて水を上げる時期なのだとポジティブに考えてみるのも心が軽くなるかもしれません◎

軽い運動をする

ランニングやスイミングなど負荷の高い運動を行うとかえって疲労が蓄積する可能性もあるので、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動がオススメ！

深呼吸だけでも脳に酸素が行き渡り、交感神経と副交感神経のバランスが整うことで、幸せホルモンと言われる“セロトニン”が分泌されます。結果として心身ともにリラックス効果を得ることができますよ◎

湯船に浸かる

体の疲れは精神面にも影響するため、疲労回復すれば前向きに仕事に向き合えるかもしれません。湯船に浸かり体を温め、凝りをほぐし、リラックスする時間を作りましょう！ 好きな匂いの入浴剤や発汗作用のあるエプソムソルトを入れたりマッサージをしたりするのもオススメ

誰かに話す

気の許せる相手につらい気持ちを思い切って打ち明けることで、気分がスッキリするかもしれません。

同じような境遇にある相手や経験者であれば、互いに励まし合うことや解決の糸口が見つかる可能性もあります。そういう人が近くにいない場合は、美羽に相談してみてくださいね？