子どもの容姿をけなす親の心理とは?自分を取り戻すための一歩を
「顔は大きいしブサイク、誰に似たんだか」
「太っているからだよ、このデブ」
「歯、ガッタガタだね」
このような容姿を批判するような言葉を幼い頃から親に言われ続け、自分の容姿に強いコンプレックスを持つようになった──そんな経験をお持ちではありませんか?
子どもは近くの大人(親)が言っていることを無意識に基準にするもの。
そのため外見をネガティブに捉えた親の言葉をベースに、自分の世界を作っていってしまいます。
親はそんなつもりはないと思っている何気ない言葉が、子どもにとっては「呪いの言葉」や「一生の傷」になってしまうことだってあるんです。
この記事では、
- なぜ親が子どもの容姿をけなすのか?その心理的背景
- 子どもに与える影響
- 傷ついた心を癒し、自分を取り戻すための方法
について丁寧に解説します。
親が子どもの容姿をけなす理由とは?心理的な背景に迫る
親自身が外見に強いコンプレックスを抱えているから
親が自分の容姿に満足していない場合、それを無意識に子どもに投影することがあります。
たとえば「自分はブスで損をしてきた」という思いがあると「この子も同じように苦労する」と心配から、つい批判的な言葉を口にしてしまうことがあるのです。
愛情表現が歪んでいる・しつけと混同しているから
「ちゃんとした格好をしないと恥ずかしいよ」「痩せなきゃモテないよ」など、一見子どもを心配しているように見える言葉にも見えるわよね。
しかし、子どもの外見を制限したりけなしたりするのは、愛情の伝え方が歪んでいるケースもあるの!
また、親自身が過去にそう言われて育った可能性も考えられます。
コントロール欲求が強いから
子どもを「思い通りにしたい」「他人から見て立派に見せたい」という思いが強すぎる親ほど、容姿や服装に厳しくなりがちです。
その結果、容姿に対するダメ出しが日常的に行われることもあります。
自分の価値観を押しつけているから
たとえば「女の子なんだからもっと可愛くしなさい」「男の子なのにヒョロヒョロして」といった言葉には、親が信じる「こうあるべき」という価値観が強く反映されています。
子どもの個性や成長よりも、自分の理想像を優先する姿勢が見えます。
容姿をけなされた子どもが抱える深い心の傷
自己肯定感が極端に低くなる
なお、東京都議会の質疑録でも「日本の子どもの自己肯定感は諸外国と比べて低いままである」と指摘され、「自己肯定感が高い子どもほど進路の目標が明確で、友人関係も良好である」と報告されています。
出典:[東京都議会公式サイト]
https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/netreport/2021/report03/02.html
親からの容姿批判は、他人からの批判よりも深く心に残りますよね。
「私はブサイクなんだ」「どうせ誰も好きになってくれない」──
こうした否定的な自己イメージが長年にわたって根付き、自分に自信が持てなくなってしまいます。
他人の評価ばかり気にするようになる
「可愛くなければ認められない」「太っているとバカにされる」などといった思考は、
常に外見や他人の目を気にしながら生きる原因となります。
その結果、人間関係にも萎縮が生まれてしまいます。
美容や恋愛に過剰反応してしまう
過去の否定を覆すかのように、美容整形に依存したり外見を褒めてくれたりする相手に執着しすぎるなど、バランスの取れない行動パターンにつながることもあります。
「普通」でいることすら怖くなる
「もっと痩せろ」「その髪型は変」など細かく否定されてきた経験があると、人と違う部分だけでなく、自分が“普通”でいることさえ「これでいいのかな?」と不安を抱くようになります。
容姿をけなされた過去を癒すための3つのステップ
「親の言葉=真実」ではないと認識する
まず大前提として、親の言葉は“その人個人の価値観”にすぎません。容姿を否定する人の言葉を、あなたの本質と混同しないことが大切です。
たとえば、「太っている=ダメ」という価値観を押し付けられたとしても、それはあくまで親個人の偏見です。現実にはどんな体型の人も魅力的で、自分らしく生きています。
傷ついた過去の自分に寄り添う
当時の自分がどんな気持ちだったのか、思い出してみてください。
「怖かったよね」「本当は褒めてもらいたかったよね」──
そう声をかけて、内なる“子どもの自分”を癒してあげましょう。
まずは心の中で自分を受け止め、優しく抱きしめてあげることで、長年のわだかまりが少しずつほどけていくかもしれません。
自分を肯定してくれる人との関係を築く
あなたの容姿や存在そのものを、批判せずに受け入れてくれる人は必ずいます。新しい人間関係や自分を大切にしてくれる環境に身を置くことが、心の回復につながります。
また、同じような体験を持つ人の話を聞く・語ることで「私だけじゃなかった」と感じられることも、大きな癒しになるかもしれません。
親の言葉を手放して、自分の人生を取り戻す
「もう傷つかなくていい」と、自分に許可を出そう
子ども時代の親の言葉は、あなたの“本当の価値”を表すものではありません。
あなたの魅力は外見だけでは決まらず、今ここにいるあなた自身が持っているものです。
もし、「自分には価値がない」と思ってしまう瞬間があれば、こう自分に語りかけてください。
「私は、私のままでよかったんだ」
「あの頃の私を守ってあげられるのは、今の私だけ」
過去を変えることはできませんが、そこに意味を見出すことはできます。
それが、“大人になった今”の、あなたの強さなのです。
あなたの容姿は、誰かと比べるものではない
親にどんな事情があったにせよ、子どもが辛い思いをしなければいけない理由にはなりません。そして傷ついたことをなかったことになるわけでもありません。
親にどんな言葉をかけられても、それがあなたの本質を決めるものではありません。
「もっとこうだったら…」ではなく、「これが私」と認めることが、人生のステージを変える第一歩です。
あなたはあなたのままで魅力的ですし、そんなありのままのあなたがいいと言ってくれる人もいます。あなたは愛される価値のある人なのですから^^
どうか、あなたがあなたらしく、美しさと誇りを持って生きていけますように。
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