なぜ私だけ?親の兄弟・姉妹贔屓が与える影響と心を回復させる方法

「どうして私ばかり怒られるんだろう…」

「弟(妹)は褒められることでも、私がやることは当たり前」

「家族の中で、自分だけ居場所がない気がする」

このように子どもの頃、親が兄弟(姉妹)を贔屓していると感じた経験はありませんか?

その小さなモヤモヤは、成長してもなお、心に深い影を落とすことがあります。

自分に自信が持てなかったり人間関係でつまずいたり、恋愛で自爆してしまったり……。そのたびに「私はダメな子だから」「私が悪いんだ」と感じてしまうかもしれません。

でもね、あなたのせいじゃないことの方が多いの!

この記事では、親が兄弟を贔屓してしまう複雑な心理を解き明かし、その傷を癒すための具体的な方法をご紹介します。一緒に心を守るためのヒントを探していきましょう。

まず、あなたが抱えている感情が親の贔屓からくるものなのか?一度冷静に見つめ直してみましょう。

  • 子どもの頃、兄弟と比べられることが多かった
  • 親が兄弟の話ばかりしたり兄弟の話にだけ興味を持ったりする
  • 喧嘩しても親が兄弟の肩ばかり持つ
  • 褒められる頻度や言葉が、兄弟と比べて極端に違う
  • ミスや失敗をすると、兄弟より厳しく叱責される
  • 家事の手伝いや雑用を頼まれるのが、いつも自分ばかりだった
  • プレゼントやお小遣いで差を感じたことがある
  • 進学や結婚など、人生の大きな節目での援助に差があると感じる
  • 自分の予定より兄弟の予定を優先しがち

これらの項目が複数当てはまる場合、親が無意識に贔屓していた可能性は高いと言えます。あなたのモヤモヤは、決して“気のせい”なんかではありません。

なぜ親は兄弟を贔屓してしまうのか?5つの隠された心理

「親は子を平等に愛するもの」という理想がある一方、現実には無意識の贔屓が起こってしまうことがあります。

それは、親の個人的な心理や背景が大きく影響していることが多いの!ひとつずつ見ていきましょう。

自分と似ている子に親近感を抱くから

人は無意識のうちに、自分と似た考え方や性格・趣味を持つ人に親近感を抱きます。もし親が兄弟の誰かと似たタイプや考え方だった場合、無意識にその子に共感し、理解を示すことが多くなります。

その結果、自分とは違うタイプのあなたは「分かりにくい子」「違う考えの子」などと見なされ、優遇されていないと感じてしまうのです。

その
1

親の理想像を投影してしまうから

親もひとりの人間ですから「こんな風に育ってほしい」という理想を持っています。

例えば「活発で社交的な子」「成績が優秀な子」「おとなしくて従順な子」など、親の描く理想像にぴったり当てはまる兄弟は、そうでない兄弟よりも褒められる機会が増えるでしょう。

ただし、これはあなたの価値ではなく、親自身の期待というフィルターを通した評価なのです。

その
2

育てやすさや手のかかり方の違い

経験があれば分かるでしょうけれど、子育ては想像以上に大変なものよね。そのため、手がかからないおとなしい子や親の言うことを素直に聞く子に、どうしても多くの時間を割いてしまいがちです。

一方で、親の関心を引こうとわざと問題行動を起こす子や反発してしまう子には、つい厳しく接してしまうこともあるのよ。

クライアントさんの中には「あなたは夜泣きがひどくて大変だった」など、コントロールできないどうにもならないことでずっと責められるなんていう人もいたな……

その
3

性別や誕生順による固定観念

「長男だからしっかりしなさい」「末っ子だから甘えん坊でいい」といった性別や誕生順による無意識の偏見ってあるじゃない?古い考えとはいえ、今でも根強く残っています。

たとえば「長男には家の期待を一身に背負わせる一方、末っ子には甘い」といったような対応の差が無意識に出てしまうことがあるようです。

その
4

親自身も贔屓されて育った経験があるから

自分自身が親に贔屓されて育った場合、その親子関係の構図を無意識に再現してしまうことがあります。

その育て方しか知らないもしくはそれが正しい関係性だと思い込んでいるため、同じような贔屓を自分の子どもにもしてしまうのです。

その
5

大人になっても消えない贔屓の「心の傷」

子どもの頃に感じた贔屓は、大人になってからもさまざまな形であなたの心に影響を与えます。

自己肯定感の低下

子どもの頃に感じた贔屓は、大人になってからもさまざまな形であなたの心に影響を与えます。(*1)

参考文献
*1:https://family.php.co.jp/2023/09/20/post_9115/

その
1

過剰な承認欲求

親からの承認が得られなかった経験から、他人からの評価に過敏になります。「すごいね」と褒められたくて、多少無理やズルをしてでも期待に応えようとしてしまいます。(*2)

参考文献
*2:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/2640/1/0140_012_002.pdf

その
2

比較癖

常に兄弟と比べられてきた経験から友人や同僚、パートナーなど身近な人と自分を比較する癖がついてしまうことがあります。

その
3

人間関係への不信感

「どうせ最後は裏切られる」「私なんて必要ない」といった感情から、深い人間関係を築くのが難しくなることがあるようです。

その
4

傷ついた心を癒すための「自分を守る」5つの方法

過去の傷は、すぐに消えるものではありません。しかし、今からでも少しずつ癒し、自分を大切にする方法はあります。

「親の評価=あなたの価値」ではないと心に刻む

親の贔屓は、あなたの価値とは全く関係ありません!親の態度や言葉は、親自身の性格や過去の経験、価値観の反映にすぎないのです。

この事実を繰り返し心の中で唱えることで、少しずつ親からの呪縛を解いていきましょう^^

ひとりでは難しくとも、美羽が伝え続けてあげるわよ?

LINE登録:https://line.me/R/ti/p/%40yev6407u

その
1

親との間に「境界線」を引く

心の傷をこれ以上深くしないために、親との間に“適切な距離”を保つことが重要です。

連絡の頻度を減らしたりプライベートな話を控えたり、物理的な距離だけでなく心の距離もあなたが自分で決めていいのよ?

その
2

あなたを認めてくれる「安全な場所」を見つける

親に認められなかったとしても、あなたはあなたのままで素晴らしいし愛されるべき存在です。心からあなたを肯定し認めてくれる友人やパートナー、あるいはカウンセラーなど、あなたのことをありのままに受け入れてくれる人はいます。

「親に認めてほしい」という気持ちも分かるわよ?でも、ありのままのあなたを大切にしてくれる人とのつながりを大切にしましょう◎

その
3

自分をいたわる習慣を持つ

「あの時、もっと褒めてほしかった」「こうしてほしかった(こうしたかった)」という気持ちを、今から自分で満たしてあげましょう。

たとえば

  • 小さなことでも目標を達成したら、自分で自分を褒める
  • 好きなものを買う
  • 美味しいものを食べる

など、自分自身を大切にいたわる時間を持つことが、自己肯定感を高める第一歩です。

その
4

カウンセリングなど専門家の力を借りる

一人で抱え込むのがつらいと感じたときは、無理をしないで?

専門家に頼ることは弱さでも負けでもありません。カウンセリングは過去の傷と向き合い、心の整理をするためには必要で有効な手段なの◎

ときには専門家のサポートを受けながら、安全な環境で自分の気持ちを話してみましょう^^

対面カウンセリング

直接お会いしてお話をお伺いしますので、あなたの表情、話し⽅含めトータルでアドバイスが出来ます。 私との信頼関係が築きやすく、よりご⾃⾝の感情を解放しやすくなりま…

その
5

あなたの人生は、あなたの価値で輝く

親に贔屓されて育った経験は、あなたの心に深く刻まれた傷かもしれません。

しかし、その傷は決してあなたの価値を決めるものではありません!

親が与えてくれなかった愛情を、これからはあなた自身が自分に与え、心を大切にする選択をしていくことができます。

今日から一歩ずつ過去の呪縛から解放され、あなたらしい人生を歩み始めてみませんか?

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