子どものストレスサインを見逃さないための向き合い方とチェックリスト

お子さんの「小さなSOS」に気づけていますか?
「最近、子どもがよくイライラしている」
「学校から帰ってくると、すぐ部屋にこもってしまう」
「体調不良が続いているのに、病院では『異常なし』と言われる」
このような変化に気づきながらも、「思春期だからかな」「一時的なものだろう」となんとなく見過ごしたり流してしまったりした経験はありませんか?
もしかしたら、それはお子さんが発しているSOSかもしれません……!
大人と違って、子どもはまだ自分の気持ちを言葉でうまく伝えられません。そのため心のSOSは行動や体調、ちょっとした態度の変化として現れるのです。
子育てに悩むママ・パパに向けて、子どもの小さなSOSに気づき、寄り添うためのヒントをお届けします。
この記事を読めば、子どものストレスサインを早期に見つけられるようになり、適切なサポートができるようになります。そして、親子で安心して過ごせる日々を手に入れるきっかけになるはずよ^^
子どものストレスサインを見逃してはいけない3つの理由
「うちの子は大丈夫」そう思っていても、知らない間に子どもは心に負担を抱えていることがあります。なぜ小さなサインを見逃してはいけないのでしょうか?
子どもは「言葉」で助けを求めにくいから
「親に心配をかけたくない」「迷惑だと思われたくない」そんな思いから、本当はつらいのに「大丈夫」と言ってしまう子どもは少なくありません。親が「何かあった?」と聞いても、本音を言えないまま心を閉ざしてしまうこともあるのです。言葉を鵜呑みにせず親が気づいてあげることで、安心感を与えられます。
見逃すと不登校や心身の不調につながるから
小さなサインを放置すると、やがて不登校や引きこもり・摂食障害・うつなど、深刻な問題に発展するリスクがあります。早期に気づいて向き合うことが、子どもの心を守る大きな一歩となります。
ストレスは些細なことでも心に重くのしかかるため
大人なら「大したことない」と感じるような出来事でも、子どもにとっては大きなストレスになることがあります。たとえば、仲のよかった友達とのちょっとしたケンカや、先生に怒られたこと、習い事での失敗など。小さなストレスが積み重なって、やがて心がパンクしてしまうこともあるのです。
子どものストレスの原因となる刺激や出来事
子どもにとってのストレスの原因(ストレッサー)は、大人には想像もつかないほどたくさんあります。大人には一見「たいしたことない」と思えることでも、子どもにとっては大きな負担になることがあるのです。
例えば、新しい環境に飛び込むことや人間関係の変化(これは大人でもそうだよね)。具体的には入学・転校や習い事、友達とのトラブル、きょうだいの誕生などもストレッサーになります。
他にもペットとの出会いや別れ、家族の病気や不仲、災害(のニュース)など、子どもがコントロールできない出来事も心を疲れさせてしまいます。
これらは一度で強いものもあれば、小さくても長く続くもの、そして複数の要因が複雑に絡み合っている場合もあります。
大切なのは、「いつもと様子が違う」というわずかな変化に気づくこと!あなたの「なんとなく変だな……」という直感こそが、子どものSOSを見つける第一歩なのよ!
あなたの子どもは大丈夫?ストレスサインチェックリスト
「子どものストレスサイン」と一口に言っても、その現れ方はさまざま。ここでは、親が気づきやすいサインをカテゴリー別にまとめました。
この中で1つでも当てはまるものがあれば少し立ち止まって、お子さんの様子を注意深く見守ってあげましょう◎
行動面のサイン
- 突然、かんしゃくを起こしやすくなった
- 些細なことで泣いたり怒ったりする
- 学校や習い事に行きたがらない
- 友達と遊ぶのを避けるようになった
- 部屋にこもりがちになった
感情面のサイン
- 「どうせ自分なんて」と否定的な言葉が増えた
- 笑顔や会話が極端に減った
- 以前好きだったことに興味を示さなくなった
- 「つまらない」「疲れた」と口にすることが多い
身体面のサイン
- お腹が痛い、頭が痛いと頻繁に訴える(病院で異常なし)
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
- 食欲が急に減った、または過食する
- 爪を噛む、髪を抜くなどのクセが強くなる
- 体のだるさを訴えることが増える
学校生活のサイン
- 成績が急に下がった
- 忘れ物や遅刻が増えた
- 授業中の居眠りや集中力の低下
- 先生や友達とのトラブルが増えた
ストレスサインに気づいたらどうすればいい?
「もしかして、うちの子…」と気づいたら、まずは落ち着いて向き合うことが大切です。ここでは、具体的な解決策を5つご紹介するわね!
「問い詰めず、受け止める」
お子さんに「何があったの?」と責めるように聞いたり「学校でいじめられているの?」と問い詰めたりするのは逆効果! 子どもは心を閉ざしてしまいます。
まずは「最近ちょっと疲れているように見えるけど、大丈夫?」と寄り添う言葉をかけましょう。話したくなさそうなときは「いつでも聞くからね」と伝え、無理に聞き出そうとしないことが大切よ?
「安心できる居場所」をつくる
家庭が子どもにとって一番安心できる場所であることが大切です。たとえば
- 親子で楽しめる時間を増やす
- 一緒におやつを食べる、散歩するなどリラックスした時間を増やす
- 親自身もリラックスして接する
いつもの生活リズムを崩さず、ゆったり好きなことをして過ごせるよう心掛けましょう!
「ストレス発散の方法」を一緒に見つける
運動や遊びは、子どものストレスを自然に解消する最高のツール!
- 体を動かす: ジョギングやボール遊び、ダンス、思いっきり公園で遊ぶなど。
- 好きなことに没頭する: 絵を描いたり、楽器を弾いたり、歌ったり。
- 自然に触れる: 公園を散歩したり、キャンプに行ったり。
お子さんが「楽しい!」と心から感じられる時間が、心の回復を早めます。
スキンシップをとる
ハグをしたり頭をなでたり、手を繋いだり……このようなスキンシップにより「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、精神的な安定が得られることがわかっています。言葉だけではなく、体全体で愛情を伝えるようにしましょう♡
必要なら専門機関へ相談する
親子だけで問題を抱え込まず、プロの力を借りることも大切です。具体的には
- 学校のスクールカウンセラー
- 地域の子育て支援センター
- 児童相談所
- 心療内科
など
専門家はお子さんだけでなく、あなた(親)の心のケアもサポートしてくれます。無理をせず、早めに相談しましょう!
親自身の心のケアも忘れずに
子どものストレスに気づいても、親が疲れ切っていたら冷静に対応できないじゃない?お子さんのためにもまず親のあなたが
- 睡眠をしっかりとる
- 趣味や好きなことを楽しむ「自分の時間」を持つ
- 夫婦や友人に話を聞いてもらう
などのセルフケアをしましょう!
親自身もストレスを溜めすぎず、余裕を持つことが子どもの安心感につながりますし、親が笑顔でいることがお子さんにとって最高の安心材料になるのよ^^
子どもの小さなサインを見逃さない目を持とう
子どもは「大丈夫」と言いながら、体や行動でSOSを出していることがあります。
- 行動・感情・身体の変化をチェックする
- 問い詰めず、安心できる居場所をつくる
- 楽しい体験でストレスを発散させる
- 必要に応じて専門機関に相談する
あなたの「ちょっと変だな」「なんか、いつもと違うな…」という直感が、子どもの心を守る第一歩になります。今日から、このチェックリストを意識して、お子さんの小さな声に耳を傾けてみてください。
※本記事の一部は、公認心理師などの資格を持つスタッフの監修を受けていますが、記事全体は拝み師®カウンセラー捺月美羽(なつきみう)の実体験や相談事例をもとにまとめています。
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