「ウチカビ」なんぞや?
沖縄で「ウチカビ」という黄色い紙の束が販売されてます。
これは、沖縄ならスーパーでもコンビニでもどこでも見かける物。
これね、いつも使うわけじゃないの。
必要な拝みの時だけ用意するのだけど、
要は「あの世のお金」
あの世でもお金が必要なのよね。
よ〜〜く、みてみて… ↓
昔のお金みたいな銭の形が押してあるでしょ?
昔は紙に銭形を押し付けて叩くことで、その形を紙に打ち付けていたことから「ウチカビ」と言われるようになったそうな。
もともとは中国の紙銭で、沖縄には14世紀後半ごろに伝わったとされていると書いてある何かのサイトも読んだことあるけど、他にも色々な、説があるみたいだからそれは正解は分からない感じ。
一般に沖縄に普及したのは明治時代らしいよ。
ウチカビを燃やす年中行事としては、
・春の彼岸
・清明祭
・旧盆
・秋の彼岸
が主。
拝みでは、さまざまな拝みで使いますが、美羽(みう)がよく受ける拝みでは、水子成仏供養で使うことが多いかな。
子供達に持たせるものの中に、あの世のお金も持っていってもらうの。
持たせる枚数にも理由や意味がきちんとあるよ。
ウチカビは燃やすこともあるの。
燃やす枚数ももちろんある。
燃やすときにも、いろいろな説があって、
・1度火をつけたらその火を消さないように、燃やし切る事
・ウチカビから出た灰は、かぶるほうがいい。
灰は舞うことがあってその灰は払うよりかぶるほうが縁起いいとさせているようです。
本土で見かけることなどない、この「ウチカビ」なんぞや?!でした!