親が知っておきたい感情コントロールのトレーニング法

いつも反省しているのに、また怒ってしまう――

そんな自分に、嫌気がさしていませんか?

「本当は怒りたくないのに」

「もっと優しくしたいのに」

そう思っているのに、イライラが爆発してしまう……。

子育て中の女性の多くが、この“感情の揺れ”に悩んでいます。

でも、感情を「コントロールする力」を育てることができます。

今回は、自分を責めるのではなく「感情との上手な付き合い方」を学ぶ方法をご紹介します。

親のための感情コントロール術〜自分の心を守ることが、子どもの心を守る

感情は“抑え込む”のではなく、“受け止めて整える”ことが大切です。

怒りやイライラは悪い感情ではありません!

自分を守るための大切なサインでもあるの。

「なぜそう感じたのか?」を理解し、感情を“冷静に扱う力”を身につけることで、お子さんとの関係も自分自身も穏やかに整っていきますよ^^

感情のコントロールは親自身のストレス軽減と、お子さんへの影響の両面で大きな効果があります。

たとえば

  • 感情を爆発させてしまうと、その後の自己嫌悪が強くなる
  • 感情に振り回されず冷静に対応できると、子どもとの信頼関係が深まる
  • 自分を責めずに「整える習慣」を持つことで、心の安定が生まれる

このような効果が……!

さらに子どもは親の感情パターンをそのまま受け継ぎやすいものなので、感情のコントロールはできるに越したことありません!

ということで、以下に親が実践できる感情コントロールのトレーニング法5選をご紹介します。

親が実践できる!感情コントロールトレーニング5選

感情日記をつける【思考の視える化】

  • 怒ったとき・イライラしたときに「その時の状況」と「どう感じたか」を記録する
  • 「なぜ怒ったのか」「何がつらかったのか」を書き出してみる

そうすることで、怒りの裏にある本音(寂しさや理解されたい気持ちなど)が見えてきます。

その
1

6秒ルールで脳の暴走を止める

  • 怒りが湧いたとき、6秒間深呼吸するもしくは別のことを考える

これは『アンガーマネジメント』という怒りのコントロール術なのだけれど、この6秒間で「反応的な怒り」を抑えられると言われています。

脳の「怒りスイッチ」は6秒で静まるので、子どもに言う前に自分を落ち着かせる工夫を。

その
2

自分の“トリガー”を知っておく

  • 「宿題しない」「朝の支度が遅い」など、自分が何に対して怒りやすいかをリストアップする
  • その背後にある「自分の価値観」や「理想の親像」を知る(気づく)

「○○すべき」が強すぎると怒りに変わりやすくなりますから、そのトリガーをあらかじめ知っておきましょう。

その
3

心の余白をつくる習慣

  • 「自分のための5分」を毎日確保する
  • 好きな音楽や香りを楽しむ時間、韓ドラを見る、推し活をするなど

自分を整える時間が、お子さんと向き合う余裕にもつながります。

その
4

子どもに伝えるI(アイ)メッセージ

  • 「なんでそんなことするの!」ではなく「お母さんはとても疲れていて、今は静かにしてくれると嬉しいな」と伝えるようにする

相手を責めず、自分の気持ちを言語化する練習にもなります。

その
5

「でも、現実はそんな余裕がないんです……」と思われる方もいますよね。でも、忙しい日常の中にも、感情ケアの“すき間”はつくれます。

そこで忙しくてもできる方法もお伝えします。

忙しくてもできる、感情ケアの“小さな習慣”

ながら感情リセット

  • 料理中 →煮込んだり焼いたりしている間に深呼吸
  • 洗濯を干しながら → 空を見てみる
  • 子どもが話しかけてきたら → すぐ返事せず、まず1秒止まって自分の気持ちを感じてから返す

生活の中に“間”をつくることが、感情を穏やかに保つ秘訣です。

その
1

自分にかける言葉を変える

  • 「また怒っちゃった」→「そうやって気づけただけでもえらい」→「次はこうしよう」
  • 「優しくできなかった」→「頑張っている自分を責めないで」 →「そういう日もあるよね」

このように自分を責める言葉をやめるだけでも、心の回復スピードがグッと早まります。

その
2

子どもに感情の“見本”を見せる意識をもつ

  • 「お母さん、今ちょっとイライラしているみたい。だから少しだけ1人にしてくれる?」
  • 「さっきは怒っちゃってごめんね。ママもいっぱいいっぱいだったんだ」

子どもは、親が感情とどう向き合うかを見て学びます。どう感情を対処するのか?してほしいのか?を実践できるとなおいいでしょう。

その
3

親子で感情を共有するための会話例集

怒りをそのままぶつけない

NG例:「なんで何度言ってもできないの!?ちゃんとしてよ!」

OK例:「お母さん、何度も同じことを言ってちょっと疲れちゃった。〇〇してくれると助かるな。」

ただ怒りをぶつけるのではなく「どうしてつらいのか」を説明することで、子どもも受け入れやすくなるかもしれません。

その
1

自分の感情を素直に伝えたいとき

OK例:「さっきは大きな声を出してごめんね。お母さんイライラしていたけれど、あなたが悪いわけじゃないよ。」

感情を認めて謝ることは、親の弱さではなく“強さ”です。子どもは「人は感情を修正できる」ことを学びます。

その
2

子どもが感情的になっているとき

NG例:「そんなことで泣かないの!」

OK例:「悲しいんだね。何が一番イヤだった?」

否定ではなく「共感+問いかけ」で、子どもが自分の感情に向き合えるようになります。

その
3

 子どもに言い聞かせたいとき

NG例:「ちゃんとしなさい!」

OK例:「お母さんは〇〇してくれると嬉しいな。そうすると助かるよ。」

命令ではなく“お願い”にすることで、子どもは自分で選ぶ余地を感じられます。

その
4

兄弟げんかなどでイライラが募ったとき

OK例:「ちょっと一緒に深呼吸しようか」

「一緒に〇〇しよう」と誘うスタイルは、叱るよりも協力的な空気を生み出します。

その
5

会話のポイントまとめ

  • 「あなたが悪い」ではなく「私はこう感じた」を主語にする(=Iメッセージ)
  • 感情を否定せず、まずは認める・聞く
  • 「どうして?」ではなく「何があったの?」と問いかける
  • できたら肯定し、小さな前進を喜ぶ

感情は敵ではありません。

抑え込まず受け止めて、扱う力を育てることが大切よ?

自分の感情に気づき、整える習慣が身につけば「怒り」や「イライラ」に飲み込まれずにすみます◎

そして、子どもにも“感情の扱い方”という、人生における大切なスキルを教えることができるんです!

まずは、1日1回「自分の気持ちに言葉をつける」練習をしてみましょう!

「今、ちょっと悲しいな」「なんか疲れているな」など、自分の心に寄り添う一言が、怒りの連鎖を止めてくれる第一歩になりますよ^^

関連動画・記事はこちら

メルマガ登録・Youtube

メルマガが届かない場合

※ご登録後のメールが迷惑メールフィルタに引っかかり、届かないケースがございます。

  1. メルマガ登録完了という折り返しメールが届いてらっしゃらない場合、再度受信設定を確認の上、ご登録ください。
  2. 登録前に以下のアドレスを受信設定してください。

▼PCアドレスの方

info@natsuki-miu.com

docomo,ezweb,softbankアドレスの方

48auto.biz

携帯の受信設定方法はこちらからご確認くださいませ。

なつきみう LINE登録

捺月美羽(なつきみう)LINE公式アカウントでは、一早く情報が流れます。

捺月美羽のカウンセリングや茶会ランチ会などは先行予約で満員になるのがほとんど。
先行予約や特別特典付き企画、毎月の無料ヒーリングのお申し込みや特別企画、割引クーポン情報は、ラインにて行いますので登録してチャンスを手に入れてくださいね。

お問い合わせ

下記フォームよりご連絡ください。

※男性の方からのご相談はお受けしておりません。

    プライバシーポリシーに同意する