大人の恋愛、できている？

人は良くも悪くも年齢や環境の変化に左右されやすい生き物です。

人生のステージが上がると環境や価値観が変わり、恋愛の仕方や考え方が変わるもの。

あなたが望んでいる目標（ゴール）の達成には、考え、感情、行動などの選択肢も関係してきます。

それなのに……大人になっても「中学生かっ！！」と突っ込みたくなる恋愛をし続けて、失敗や後悔を繰り返してしまう女性が多いのも事実。

そんな女性を少しでも減らすために、本日はそんな年齢や環境に左右される恋愛のステージについてのお話をしてみようと思います。

学生時代の恋愛ステージ

学生時代は勉強に遊び、友達との交流なんかを通して協調性や社会生活を営むために必要な資質や能力の基礎を学びますね。

それらを身に付けるとともに、自分の個性を見つけていくもの。

顔や頭の良さではなく、走るのが早い人や顔が整っている人がモテた小学生時代に対して、中・高校生になると部活や受験勉強、進路決定を考えるようになり、恋愛も少しずつし始める頃でしょう。

ただ一緒にいるだけで楽しいし幸せで、できる限り一緒の時間を過ごし、愛を育むタイプの恋愛が多いわね。そのため学校帰りにショッピングやカフェ、講演でおしゃべりやカラオケなど、質より量を重視する傾向があります。

なかには

・彼氏彼女がいることがステータス

・なんでも人より先に経験するのがイケてる

・友達の中で彼氏がいないのが私だけだから誰かと付き合おう

と感じている人もいるかもしれません。でも決してそんなことはないからね！

（学校では恋愛の仕方や進め方、対処法などは教えてくれません……）

そんな学生時代の恋愛は、「この人いいかも」と思ったら軽い気持ちで付き合ったり別れたりできていたわよね。時には誰かと同じ人を好きになってしまった、もしくは友達に好きな人をとられたことで悩んだ経験をお持ちの方もいるかもね。

大学や社会人の恋愛ステージ

学生時代の恋愛は恋に恋したようなトキメキや刺激を求め、キラキラと輝く甘酸っぱい思い出がたくさんあるという人も多いんじゃないかしら。

ですが……そんな学生時代の恋愛を社会人になっても続けられるかというと、なかなかそういうわけにはいきません！自由に恋愛をしていたステージはもう終わり。

なぜかと言うと、互いに相手のことをよく理解し尊重し合いながら、問題や課題をともに乗り越えていくことが求められるから。

とはいえ、ほとんどの方は結婚することはまだまだ先。

今はとにかく彼女がほしい、付き合いたい、遊びたい！そんな感じかしら？

高校卒業や大学に進学したら、就職を考えるステージにもなります。

社会人になって働き出したら遊ぶお金も持ち始めて、仕事や遊べる自由度があがり、大きく動き始めます。いい人がいれば結婚する人も出てきます。

ときには「好き」と言わ（れ）ずに関係が始まるなんていうこともある。

（それで悩む女性、多いわね……）

何が言いたいのかというと、学生時代と社会人とでは、選ぶ相手の基準も変わるということ！ドキドキや刺激よりも安定や安らぎを求めるように。男性と知り合ってもルックスや一緒にいて楽しいかより、経済面や長男（跡取り）かどうか、嫁姑問題や介護問題など、シビアなところまでチェックするようになるのは、大人の恋愛ならでは。

30前後になってくると徐々に周りが結婚していき、結婚を意識しはじめます。

学生のころは結婚まで考えて相手を選ぶ人は少なかったでしょうが、年齢的にも将来のことを真剣に考えなければならなくなるため、付き合うということに対して慎重になります。

そして「恋人」として見るというより「この人と結婚することになったらどうなるのか」など無意識に「結婚相手」として見てしまうのです。

また、仕事でも中堅の立場になってくると、恋人の優先度が低くなりがちに。。

長期の休みも取りづらく会う時間が限られている（せっかくの貴重な休日を1日使う）ので、デートの内容も量より質を重視するようになっていきます。短い時間でも内容の濃いデートができるようデートのプランも念入りに立てるようになるのです。

35歳を超えたあたりから結婚に焦ったり、親や親族の集まりで「結婚はまだ？」「いい人はいないの？」「○○さん家の子はお孫さんまで産まれたみたいよ」などと言われたりすることが多くなるもの。

言われたくないことを言われうんざりする人もいれば、打算的になる人も。出会いを求めれば求めるほどうまくいかない負のループに陥るケースも多いわね。

また、結婚できればいいですが、結婚できずに時間だけが過ぎていくパターンもあるでしょう。