2024年7月12日 / 最終更新日 : 2024年7月12日捺月美羽（なつきみう）恋愛コラム

セックスレスに悩むあなたへ。諦めたり離婚したりする前に試してほしいこと５選

いきなりですが、あなたは彼もしくは旦那さんとセックスしていますか？

というのも、全国満18～69歳の男女5,029人を対象とした、日本人の性に関する実態調査『【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ2024』の調査では、１ヶ月以上夫婦間で性交渉がない（＝セックスレス）と答えた割合はなんと64.2％。日本の夫婦間のセックスレスの割合は2組に1組と言っても過言ではありません。さらには年々増加している実態までもが明らかになりました。

状況などによっても違うかもしれませんが、セックスレスには明確な基準があります。

日本性科学会が1994年に定義したところによると、「セックスレス」とは特別な事情がないにも関わらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にいたることが予想される場合」を指します。

これは必ずしも挿入だけではなく、ハグやキスなどのセクシュアル・コンタクトもない場合です。

しかも、その「セックスレス」が離婚理由になっている夫婦は全体の２～３％に及ぶのだそう。

「えっ？少ないじゃん！！」と思った方もいるでしょう。確かに少ない数字に見えるかもしれませんが、件数にすると年間3,000～5,000組の夫婦はセックスレスが原因で離婚しているということになります。

今やセックスレスは「社会問題」とまで言える程に多くの人が経験する問題となっているのです。夫婦仲の問題や離婚につながるケースがあるという事実から目を背けてはいけないと思います。

日本の夫婦は年間平均50回に対して、ギリシャは3日に1回は必ず致しているという衝撃の事実もあります。

ギリシャは「会話、食事、ハグ、キス」などは日常的で、その流れで行為に繋がるのに対し、日本は愛情表現のスキンシップが極端に少ないため、行為までの過程が日常にないため回数も少ないとのこと。

でもさ、本当に好きな人が側にいるのに手を出してもらえないって自信がなくなるし悲しいわよね。性行為がすべてではないけれど、放置されている気分になったり「私に魅力がないからなんだ」とか「女として見られなくなったのかな」って思い込んだりしてしまうでしょうし。。

女性側から性交渉を頼まないといけない現状や断られるたびに心が折れ、

「セックスがしたいんじゃなくてあなたとセックスがしたいのに」
「私の気持ちはどうなるの？」

って心が疲れるわよね。

レスになっていること自体を考えすぎたり責めたりするのは、余計にストレスになってしまうからやめましょう。

また、それが憎しみや執着に代わっているなら要注意！憎しみを向けられている相手に対してセックスしたいとは思えないはずですからね。。

そもそも人間には子孫を残すための生殖本能があり、何年も一緒にいるのに子どもを残せない（生殖能力がない）と判断すると、気持ちが離れるようにできてはいるんです。

特にこの動画を見てくれている40～50代くらいになるとホルモンバランスも変わるため、性欲も下がりレスも加速する傾向があります。

過去のセックスのトラウマやマンネリ、仕事や子育てが忙しい、EDなどによる体力や精力の低下、（機能不全などの現実に向き合いたくない）、うつ病などのメンタル疾患による性欲低下や精神的な疲れ、体系変化などによる見た目の魅力の低下、口臭やワキガ、加齢臭などニオイ問題などさまざまな原因はあるのでしょう。

女性側が拒否しているのか男性側なのかによっても事態は変わってくるしね。

体の関係がなくてもスキンシップがしっかりとれていて互いに満足しているのならば問題ないでしょう。

ですが、そうではない場合どうすればいいのか？気になるわよね。
そこでこの記事では諦めたり離婚したり、先を急ぐ前に試してほしいことをご紹介します。

コミュニケーションをとる

パートナーシップで大切なのは何よりコミュニケーション。レスになって間もないなら話し合いが有効です。レスになっている方は何かしらでパートナーとの距離があるのではないでしょうか？体のふれあいの前に心のふれあいから始めてみましょう。

ただどちらかがヤりたい気持ちを押し付けるのではなく、現状や今の気持ちを受け入れて話し合うのがベストかなと思います。

性で考えるからややこしいけれど、たとえば仲がよく毎日一緒に帰っていた女友達が理由も話さず「今日から一緒に帰るのやめる」って言われたら……悲しいわよね。解決するには話し合いになるでしょうし。セックスレスもそれと同じよ。

「やらされている」と感じると性欲は湧かないけれど、「求められている」と感じると性欲が湧く場合もあります。

具体的には、日常生活の中で性についての会話を挟んでいくこと！悩んでいることに対して向き合ってくれない、歩み寄ってくれない、はぐらかされる、これが一番ツラいからね……。こうすれば満足できるんじゃないか？とか改善できるんじゃないか？とかを話して試して改善できれば１番いいわよね。

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性行為に重きを置かず、別のスキンシップを増やしてみる

スキンシップ、超大事だよね。いきなりするのは難しいと思うので、もしスキンシップが減っているなら、手を繋ぐ、肩に触れるなどパートナーの体に触れるコミュニケーションを日常の中で増やすところからはじめてみるのはどうかしら？肩をもんであげるとかヘッドマッサージをしてあげるのもいいわよね。断られる可能性もあるかもしれませんが、試してみることがまずは大事です。

女性は更年期前後で、体が変化（例えば性交痛や女性器周辺の乾燥など）します。日常生活の中で生理や更年期などの症状も含め「性の悩み」や要望についてフランクに話していくことで、男性側も自身の悩みについて話しやすくなります。したくないのではなく、実はできない事情がある、とかいう場合もあるからね、、、

「俺が悪いの？」「私が悪いの？」と喧嘩になるカップルも多いので、あくまで「責められている」と感じさせない話し方をこころがけましょう。セックスをしない日でもキスやハグなどでお互いの気持ちを充実させるのがオススメよ。

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アブノーマルなシチュエーションをつくる

決してエロくて派手な下着を買って履けと言っているわけではありません。笑

いつも同じ流れや体位などはマンネリの原因につながります。いつも寝室でしているならお風呂場でなど場所を変えてみるとか、たまにはあなたから責めてみるとか、いつもとは違う流れやシチュエーションをつくるのも手よね。

これはセックスだけでなく、旦那さんと何か一緒のことをはじめてみるのもいいわね。スポーツとか散歩とかストレッチがベストです。いつもより肌を出すことやチラリズムによって、性的興奮度が増す場合もありますから。出不精や運動がニガテな彼なら、相手の趣味に合わせるのもいいわよね。

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筋トレをする

男女問わず綺麗な体系や魅力を維持・獲得するために、筋トレは必要不可欠。スタイルアップで自分の自信にもつながるし、魅力が増したあなたを見て「他の男に奪われるかも」という危機感を感じさせることにもにつながります。運動することで自律神経やホルモンバランスも整いますから、性欲も上がって一石二鳥ですよね。

若い時のセックスと比べる方もいるのですが、肉体が衰えるのなんて当たり前だし濡れにくくなるなど体の変化があるのも事実よね。

女性で言うと筋トレをすると膣圧も高まると言われていて、パートナーに求められる女性になるために筋トレしない理由はないでしょう。魅力を上げ究極の精力剤にもなりうる筋トレ。時間と根気が必要ですし続けるのも大変かもしれませんが、お金もかからず今すぐできることなので、試してみて。ただ、腰を痛めたりケガをしたりしないよう気を付けてね

セックスは相手がいないと成り立たないもの。パートナーの気持ちを高ぶらせたり歩み寄りなどの努力をしたり、今のセックスを楽しむことは大事だと思います。

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推し活をする

好きなアイドルなど“推し”を愛することで自分も満たされますし、推しに見られたい自分になろう綺麗になろうと努力しますよね？それが結果として自信になり、あなたの魅力向上にもつながります。旦那さんが知らない秘密のことができるとミステリアス感もでますし、幸せそうでイキイキしている人はそれだけで魅力的じゃないですか？

また「匂いが同じになる」と境界が曖昧になるというか家族として見なすようになり、レスになるとも言われています。ずっと家にいるではなく、推し活で物理的に会わない期間をつくるのもアリじゃないでしょうか？過度な期待や不安がなくなって気持ちが楽になったら解決したなんていうケースもあるからね。

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いかがでしたか？

セックスレスには「拒否する側」「拒否される側」どちら側にもそれぞれ悩みがあります。でも愛情＝必ずしもセックスではないわ。

実際に美羽の秘書も旦那さんが鬱になったことで数年間レスだったみたいだけれど……回復してからはレスが解消されたみたいだし。他のクライアント様でも思っていた原因とは違ったという場合もあったかな。

解決が難しいからこそ未然に防げるのが一番だけど、したくないものをしたいように変えさせるというのは無理な話よね。

だからこそ互いに理解し、歩み寄り、乗り越えていくことが必要なんです。「でも」や「だって」など言い訳するのは簡単だけれど、できる限りのことをしてから別れるのだって遅くはないですよね？

あなたの１度きりの人生、後悔しないようにするためにもまずはチャレンジしてみましょう。

しかしながら、どの方法もうまくいかず、