イライラを彼にぶつけていませんか？

旦那さんやお子さんに対してヒステリックに当たり散らしたり、イライラを彼にぶつけてしまったりして「あー、失敗した……」って後悔した経験、ありませんか？

自分に余裕がないときや期待しすぎだけれどその通りに行かなかったときなど……

恋愛に限らず、仕事やプライベートでもついイラっとしてしまうことは誰にでもあるわよね。

怒りの感情を抱くこと自体は悪いことではありません。モチベーションにつながるケースもあるからね。

でもイライラをどうにかできないと１日中憂うつな気持ちで過ごさなければならなかったり、怒りに任せて他人にあたってしまったり。彼との関係に亀裂が入ったりすることも多いわ。

ただ、イラっと感じることに直面したとしても、適切に怒りの感情をコントロールすることができたら良いなと思いませんか？そんなあなたにお伝えしたいのが、アンガーマネジメント！

実は、怒りはコントロールできる感情って知ってた？

知らない人も多いわよね。

この記事では「アンガーマネジメント」という怒りのコントロール術についてお話してみようと思います。

アンガーマネジメントとは

英語ではアンガーは「怒り」、マネジメントは「管理する」という意味を持っていますよね。

直訳すると「怒りの管理方法」。アンガーマネジメントとは、怒りの感情を自分でコントロールするメソッドで、1970年代のアメリカで誕生しました。

それ以降、怒りを適切にコントロールしたり人間関係を良好にしたりする方法として注目され、現在は日本でも、企業の社員研修に取り入れられるようになってきています。

特に有名なのは「衝動に駆られたときには、6秒我慢してみる」というもの。怒りを抑える方法として聞いたことがある人も多いんじゃないかしら？

怒りの衝動はついすぐに言葉や行動に出てしまうことが多いので、グッと踏み止まるよう意識するだけで、怒りの感情を人にぶつけることが少なくなっていくというわけなのです。

また、自分の怒りの感情をコントロールするだけでなく、自分が怒りをぶつけられた際にそれを周囲に連鎖させないことも大切よ（人間の感情は、周囲に伝播しやすい性質があるからね）。

「今日はビジネスや人間関係の話か～」と思ったそこのあなた、ちょっと待って！

アンガーマネジメントは恋愛にこそ取り入れるべきだと思うの。

アンガーマネジメントを恋愛に活用するメリット

親しい関係だからこそ、つい彼に感情をぶつけたり八つ当たりをしたりすることがありますが……それが原因で自分と彼に強いストレスを与え、関係を悪化させる要因にもなりかねません。彼からすれば何で彼女がイライラしているのかがわからずに困惑することもあるでしょう。そういったことが続くと彼も疲れてしまって、最悪の場合「別れ」という結末を迎えてしまうことも。。

「あのときああしていればよかった」なんて後悔したって後の祭り……だなんて悲しすぎるわよね？

ですが、アンガーマネジメントを取り入れ怒りをコントロールできるようになれば……

怒りをぶつける機会が減っていくので自然と喧嘩も減る

↓

後悔したり悩んだりする無駄な時間も減り自分の心も落ち着くため、彼との関係も良好になりやすい

とメリットしかありません！！！

彼と幸せな未来を築きたいあなたにとっては、取り入れない手はありませんよね？！

ということで、今すぐにでも取り入れられる「怒りをコントロールするコツ」を３つお伝えします。

①　頭の中で6秒数える

先述した通り、 怒りのピークはたった6秒。どんなに強い怒りを感じても、どんなに怒りっぽい人であっても、  このピークを乗り越えることさえできれば 勝手に鎮まっていくと言われています。なぜなら、人間は怒りを感じてから感情をコントロールできるまでの時間が6秒だからなのだそう。

そのため怒りに 身を任せてすぐ言葉や行動には移さず、 まず6秒だけなんとかして乗り越えましょう！頭のなかで1から6までの数字を数えて気持ちを落ち着かせ、怒りの感情から意識をそらしてみるのが良いでしょう。「１、２，３……」と頭で数えるだけでは効果が出ない場合、「落ち着いて。大丈夫よ。」など、気持ちを落ち着ける言葉を心の中で繰り返したり深呼吸をしたりするのも効果的！

こう言うと「6秒でも 怒りが完全に収まらなかったら？」と思った人もいるかもしれないわね。

もし収まらなくても大丈夫◎

気が動転していたとしても  、怒りの感情は 4分～6分半程度しか続かないことが  明らかになっています。   最初の6秒間でなるべく鎮めた怒りほど、 残りの4分間で収めやすいのよ。

だからまずは6秒どうするかを考えましょう！

②　怒りを点数化してみる

仮に、何もなく心が落ち着いている状態を0、最大の怒りを10としましょう。その10段階で怒りに点数をつけます。「今日の怒りは2点かな。」など採点中は怒りを客観視することができるので、怒りを沈静化するのも助けてくれるでしょう（①の6秒の間にしても可）。「今は5点だったから、前回よりマシね」というように、過去の怒りと比較して感情をコントロールできるようにもなるわよ。

また怒りを感じた日時や場所、どういうことがあったのか、そのとき感じたこと、怒りの点数を記録しておくといいわね。怒りを感じたらできるだけ早く、端的に事実だけを記載するようにしましょう（その場では分析や反省は行わなくてOK）◎

記録をつけることであなたが何に対して怒りを感じやすいのか、どんなときにイライラしてしまうのか、といった傾向が分かるようになりますから。。

傾向が分かると、あらかじめどのように行動したらよいか対策ができるようになるわよ。

例えば、時間通り行動できない彼に待たされてイライラすることが分かった場合、待たされないように早めの時間を伝えておく、集合場所を考える、読みたかった本を持参して行こうなど対策を考えられるわよね？

次同じ目にあって同じ気持ちにならないよう、前もって対策しておくことが需要よ。